初恋の彼の極秘任務!?

「打てますーっ! 体験入部で少し試しに打たせてもらったときも、ちゃんとラケットにボール当たったもん!」
「へぇ、まぐれかもな」

 ……っ!
 もうなんなの!?

 それだけのために私を引き止めたんだったら、無視すればよかった!

 これからは、部活でも近くにいるかと思うと、なんだか気が気じゃないよ。

「じゃあ、私はもう行くからね!」

 慌ただしく、教室を後にした。

 その時、まさか、今のやり取りを誰かに見られてたなんて思ってもなかったんだ──。