初恋の彼の極秘任務!?

「陸斗くんも、私のこと知ってくれてたんだね。ちょっとびっくりしちゃった」
「あぁ、うん……まぁね。大和から聞いてて」
「そっか」

 私が、外靴にはき替えながら話していると、

「僕もテニス部の体験に行くところだから一緒に行かない? 話しながらさ」
「えっ……」

 一緒に歩いてるところなんて、他の女子に見られたら何言われるか……!

 たまらず私は、

「今なら、ここ誰もいないし、話があるならここで話そう?」

 あわててそう言うと、陸斗くんはやさしい笑顔で、「そうだね。いいよ」って言ってくれた。