「だが、あの女は魔力を持たないだろう? それに、何者かに渡されたと本人が供述している腕輪は結局見つかっていない」
「はい。しかし、魅了の魔道具を持っていて、城の衛兵を唆して侵入したと考えれば色々と辻褄が合います。何者かが魔力を事前に込めた上で渡し、ローラ嬢が捕まったあとに回収したのではないかと」
カインはそこで言葉を止める。
「実はあの舞踏会の日、殿下に依頼されてベアトリスのために作った幻術の魔道具が一時的に見当たらなくなっていたんです。翌日には元通りあったので、床にでも落としたのだと思って報告していなかったのですが……」
「何者かが魔道具を錦鷹団から盗み出し、それを使って姿を変えた上であの女に魅力の魔道具を与えたと?」
「わかりません」
「…………」
アルフレッドは黙り込む。
そんなことをできる人間が、果たしているのだろうか。普通に考えて、不可能だ。
しかし、カインの言うとおり、もしそうだとすれば色々と辻褄が合うのも正しい。
「はい。しかし、魅了の魔道具を持っていて、城の衛兵を唆して侵入したと考えれば色々と辻褄が合います。何者かが魔力を事前に込めた上で渡し、ローラ嬢が捕まったあとに回収したのではないかと」
カインはそこで言葉を止める。
「実はあの舞踏会の日、殿下に依頼されてベアトリスのために作った幻術の魔道具が一時的に見当たらなくなっていたんです。翌日には元通りあったので、床にでも落としたのだと思って報告していなかったのですが……」
「何者かが魔道具を錦鷹団から盗み出し、それを使って姿を変えた上であの女に魅力の魔道具を与えたと?」
「わかりません」
「…………」
アルフレッドは黙り込む。
そんなことをできる人間が、果たしているのだろうか。普通に考えて、不可能だ。
しかし、カインの言うとおり、もしそうだとすれば色々と辻褄が合うのも正しい。



