けど、これ……… ちょっと、困るかも…… 私はファンクラブ?の人たちが開けた道をお兄ちゃ んと一緒に通るがだんだん視線が私にも注目してい き、めまいが出てきた。 だから、お兄ちゃんの制服の袖を少し掴んだ。 「っ……… お、おにい……ちゃん……」 っ…… ガタガタと震えてくる体をお兄ちゃんの袖を掴んで ない方の手で支える。