ん、どうして私が出てくるんだろう?

ふと、疑問に思った。


「まぁ、どんな理由かは知らないけど、
ほっといてもいいんじゃないのかなぁ〜」

「そうね。考えてもムダね。
そんな事より昨日……」



この時の私は気付いていなかった。
これが恐怖のはじまりだということに……。



数週間後……
その出来事は突然起こった。


いつもと同じように友達と話している時に、
今まで関わったことのない男の子たち数人が
近づいてきた。

なぜか嫌な予感がして、顔がこわばった。

私のそれは、よく当たってしまうから……。


「何のようかしら?」


友達が男の子たちに尋ねた。

そうしたら、思ってもみない答えが返ってきた。