それから3週間ほどあと、部員が交代でしている最終確認の鍵当番の日。
職員室に鍵を返しに寄って、校門を出て歩き出したときだった。
「有沢」
聞き慣れた声に振り返ると、高瀬先輩が昇降口のほうから歩いてきた。
「先輩、お疲れさまです」
「お疲れさま。今日当番か」
「はい、先輩はまだ帰ってなかったんですね」
「忘れ物して教室に寄ってたんだ」
こうやって面と向かって1対1で会話をするのは初めてで、つい身体が硬くなってしまう。
「有沢、電車?」
「はい」
「俺も。一緒に行こう」
えっ!と心の中で思いきり叫んだ。
目的地が同じなのに一緒に行かないほうがおかしいけれど、こんなことになるとは思わなかったため、頭の中は大慌てだ。
どうしていいかわからず、俯きながらそのまま並んで歩き出した。
職員室に鍵を返しに寄って、校門を出て歩き出したときだった。
「有沢」
聞き慣れた声に振り返ると、高瀬先輩が昇降口のほうから歩いてきた。
「先輩、お疲れさまです」
「お疲れさま。今日当番か」
「はい、先輩はまだ帰ってなかったんですね」
「忘れ物して教室に寄ってたんだ」
こうやって面と向かって1対1で会話をするのは初めてで、つい身体が硬くなってしまう。
「有沢、電車?」
「はい」
「俺も。一緒に行こう」
えっ!と心の中で思いきり叫んだ。
目的地が同じなのに一緒に行かないほうがおかしいけれど、こんなことになるとは思わなかったため、頭の中は大慌てだ。
どうしていいかわからず、俯きながらそのまま並んで歩き出した。



