夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

それから、1ヶ月後、たっくんはアメリカに旅立った。
たったひとりで。



アメリカからは、呟いたーや、ファンクラブ専用チャンネルで、たっくんの様子が配信される。
ファンは心変わりが早いから、こういうことで繋ぎ止めとかなきゃね。
この配信は、私の楽しみでもある。



もう心の整理は着いていた。
私は、たっくんのファンに戻る。
これからはファンとして、たっくんの夢を応援する。



恭子さんは、びっくりしていた。
そんなこと、今、決める必要は無いとか、たっくんが帰ってきてから話し合うようにすすめてくれたけど、でも、もう決めたんだ。



アメリカで修行したたっくんは、もはや私の手は届かない人だ。
それに、ファンの立場から考えたら、たっくんの彼女さんは綺麗でなんでも出来る人が良い。
今のたっくんなら、人気女優さんでも歌手でも選り取りみどりなんだから。
私みたいに、そこら辺にいくらでもいるような普通の女性じゃ、役不足だ。



そう…知り合った当時は、たっくんがホームレスだったから、だから、付き合えたんだよね。
それから、たっくんはものすごくバージョンアップしちゃったからね。
もはや、私とは全く釣り合わない。



でも、とても楽しい夢が見れた。
ものすごく幸せだった。だから、もう良いんだ。
もう十分だよ。