*
「たっくん、ご馳走様。
とっても美味しいですね。」
「うん、うまいな。」
今日は、給料日。
たっくんが、ステーキを買って来てくれた。
劇団からの給料も、この二年で少しずつあがり、最近では、私よりも多く貰うようになり、家にもだいぶ入れてくれるようになった。
バイトも今はもうやめている。
「あの…実は、俺、引っ越そうと思うんだ。」
「えっ!?」
突然のことに、私は一瞬わけがわからなかった。
付き合ってることは秘密にしてるけど、相変わらず、私たちは一緒に暮らしてて…特に問題もない。
それなのに、なぜ?
「こないだ、大阪のタウン誌から、お宅拝見のオファーがあったんだ。
まぁ、確かにそんなのは断れば良いだけだけど、最近、公演後に出待ちするファンがいて、いつここをみつけられるかって、心配なんだよ。」
そっか、そうだよね。
最近は、ファンもたくさん増えてるから、みつかったらやばいよね。
こうなることはわかってたはずなのに、私は激しくショックを受けてしまった。
「そ、そうだよね。
そうするべきだと思うよ。」
精一杯の強がりを発動して、私はそんなことを言った。
本当は、泣きたいくらい、ショックだったのに。
「たっくん、ご馳走様。
とっても美味しいですね。」
「うん、うまいな。」
今日は、給料日。
たっくんが、ステーキを買って来てくれた。
劇団からの給料も、この二年で少しずつあがり、最近では、私よりも多く貰うようになり、家にもだいぶ入れてくれるようになった。
バイトも今はもうやめている。
「あの…実は、俺、引っ越そうと思うんだ。」
「えっ!?」
突然のことに、私は一瞬わけがわからなかった。
付き合ってることは秘密にしてるけど、相変わらず、私たちは一緒に暮らしてて…特に問題もない。
それなのに、なぜ?
「こないだ、大阪のタウン誌から、お宅拝見のオファーがあったんだ。
まぁ、確かにそんなのは断れば良いだけだけど、最近、公演後に出待ちするファンがいて、いつここをみつけられるかって、心配なんだよ。」
そっか、そうだよね。
最近は、ファンもたくさん増えてるから、みつかったらやばいよね。
こうなることはわかってたはずなのに、私は激しくショックを受けてしまった。
「そ、そうだよね。
そうするべきだと思うよ。」
精一杯の強がりを発動して、私はそんなことを言った。
本当は、泣きたいくらい、ショックだったのに。



