夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!





一夜明けて、次の日も呟いたーはたっくんのことで盛り上がっていた。
もしかしたら、劇団に取材が入ったりして?
そんなことばかり考えて、仕事に集中出来なかった。



今のところ、たっくんにはあまり変化はない。
劇団メランコリアは本当に小さな劇団だから、給料らしい給料もないらしく、バイトは続けないとやっていけないみたいだ。
他の劇団員も、みんな、そうしてるみたい。
打ち上げも、いつもはもっとずっと質素らしかった。



たっくんなら、もっと大きな劇場でもやれるだけの人気と実力はあるだろうけど、雇ってくれる劇団なり、事務所がないことにはどうしようも出来ない。



焦ったらだめだ。
きっと、そのうち、変化があるはず。



そう思ってたけど、一週間経っても、二週間経っても、取材の申し込みは一件もなかった。
やっぱり、リュウ君の流したデマのせい?



でも、たっくんは少しも落ち込んでる様子はない。
オーナーさんや劇団員も、次の公演に向けて、頑張ってるみたい。
なんせ、今回は今までの公演の中で一番盛り上がったみたいだからね。
恭子さんもかなりはりきっている。
今日はまた恭子さんからのお呼びがかかった。