夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!





公演は、夜の7時からだけど、恭子さんがお昼を一緒に食べようっていうから、早めに出かけた。
今日の恭子さんは、いつもにも増して綺麗だ。
美容院にも行って来たのかな?髪型がきまってる。
私ももう少し派手にしてくれば良かったかな。



「一応、会場を見に行ってみよう。」

会場前にはけっこう人がいた。
恭子さんの知り合いもいたみたいで、その人達と何かしゃべってた。



「整理券は今83番らしいよ。
まぁまぁだね。」

「ここって、何人くらい入るんですか?」

「1000人くらいは入るみたいだね。」

1000人か~
大きなドームでコンサートをしてたたっくんには物足りないかもしれないけど、再出発だから仕方ないよね。
1000人でもいっぱいになればすごいと思うし。



「あ、立ち見も出るみたいだね。」

張り紙を見て、恭子さんが指差した。
ってことは、きっと1000人以上入るんだよね。
わぁ、盛り上がりそう。



私たちは、近くでランチを食べて、それから恭子さんが用があるっていうからついていったら、お菓子とお寿司を大量に買い込んだ。
差し入れなんだって。
あと、花束を三つ。
これはステージ後に渡すらしい。
私と恭子さんとおチヨさんの分なんだって。
恭子さんはやっぱり気が利くね。
私、そんなこと全く頭に浮かばなかったよ。