夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!





そして、瞬く間に時は流れて…
たっくんの舞台の1ヶ月前となった。



「どうだい?達也は。」

「はい、順調みたいです。
家でもよくセリフの練習をしてます。」

「チケットの売れ行きは?」

「あ、そうそう。ノルマがあるけど、知り合いもいないから、買い取るつもりだって言ってました。」

「何枚あるかわからないけど、私が達也のファンに売ってあげるから言っといて。
あ、それで、宣伝もしようと思ってるんだ。
早速、呟いたーや、インスタントグラムに登録したんだ。
あんたもやるんだよ。」

「えっ!?そうなんですか。
でも、私、やり方が…」

「簡単だよ。教えてあげるから。」

恭子さんはすごいなぁ。
私はこういうことは苦手なんだけど、恭子さんは簡単にやってる。



「名前はどうする?」

「え?」

「本名じゃだめだろ。」

「あ、そうですね。」

「じゃあ『たっこ』で良いね。」

「え!?」

「はい、出来上がり!」



えー…たっくんの彼女だから、たっこなの?
なんだかなぁ。
でも、恭子さんも、きょんぺーだから、まぁ、いいか。



「わっ!」

プロフィールも書いてあった。
『元美男子隊の大ファンです。
今でも、たっくんが大好きです。』と、書いてあった。
まぁ、間違いではないけれど。


「今日から毎日宣伝するよ!」

恭子さんはやる気満々だ。