夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!






「本当かい!?
ついに、達也の夢が叶うんだね!」

恭子さんには、一週間近く経ってから連絡した。



「はい。そうなんです。
やっぱり、噂は流れて来たみたいです。
たっくんを使ったら、潰されるって。
でも、オーナーさんは、そんなこと気にしないって言ってくれたらしいです。」

「へぇ、男気のあるオーナーだね。」

「たっくん、そんな噂が流れてたことにちょっとびっくりはしたみたいですが、受け入れてました。
事務所からのお達しだと思ってるみたいですが、仕方ないですね。
リュウ君も、今は噂を流したりしてないはずですが、一度流れた噂はなかなか消えないものなんでしょうか?」

「そうだろうね。葛西もすっかり真に受けてたからね。」

そんな中で、気にしない、なんて言ってくれる人に出会えたのは幸せなことだな。



「初舞台は、半年後なんだそうです。
たっくんは、主人公の友達役で、出番もわりとあるみたいですよ。」

「へぇ、楽しみだね。
でも、どうやって知り合ったんだろう?」

「なんでもオーナーがたっくんの通うダンス教室の先生と知り合いで、たまたまレッスンを見て、たっくんのことを気に入ったらしいたです。」

「えっ!?じゃあ、スカウトってことじゃないか。」

「そういえば、そうですね!」

「達也、すごいじゃないか!」

良いな、良いな。
嬉しい話をするのは、本当に楽しいな。
気分が晴れるよ。