夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

「最低な男だね。
よくもそんな卑怯な手を使えたもんだね。」

「なんとでも言ってくれ。
そのおかげで、美男子隊は解散出来たんだからな。
僕の思い通りにね。
あ、大樹達にクスリを教えたのも僕だ。
あいつらは、本当に簡単だった。」

「なっ!」

恭子さんの体が怒りに震えている。
そうか、大樹さん達は薬物をやってしまったんだね。
しかも、リュウ君にそそのかされて。
酷い!酷いよ、リュウ君!



「ついでだから言っといてやるよ。
業界の者には、達也を使ったら、えらいことになるって噂を流した。
だから、もうアイツを使う事務所なんて絶対にない。
アイツがカムバックすることは一生ないからな。」

リュウ君は大きな声で笑った。
恭子さんは、そのリュウ君の頬を平手打ちした。
リュウ君の笑いが止まり、おチヨさんは泣き出した。
最悪だ。最悪の雰囲気だよ。



「やってくれたね。
でも、これからは僕を怒らせるようなことはしない方が良いよ。
僕が、達也達の事件をマスコミに売ったら、どうなると思うんだ!」

「あんたこそだよ。
シェリーのことをジョージさんに言ったら、どうなると思う?
あんたは事務所をクビになるだけじゃなく、芸能活動が出来なくなるんだからね!」

「くっ!」

リュウ君は拳を握り締め、震えてる。
恭子さん、よくぞ言ってくれたよ。