夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

「……何か、おかしいね。」

「え?」

「ジョージさんの話、聞いてただろ?
何かおかしいと思わなかった。」

「は、はい。リュウ君の話ですよね?」

「そうだよ。
おチヨは、嘘を吐くような子じゃない。
おチヨは、リュウに聞いたことをそのまんま、私に話してくれたと思うんだ。
と、なると…リュウが嘘を吐いてるってことになる。」

「え……」

あのリュウ君が嘘を!?
なんか信じられない。
一体、何のために?



「それに、シェリーのことを教えたのもリュウだって言ってた。どう思う?」

どうって…それはよくわからないけど、リュウ君はとにかく止めたかったのかなって、それだけしか思いつかないけど。



「達也に、シェリーとのことを訊いておくれよ。
出来るだけ詳しくね。」

「え…で、でも…今、たっくんはレッスン中ですし。」

「あ、そうか。
じゃあ、とにかく訊いたらすぐに連絡しておくれ。」

「は、はい、わかりました。」



なんかすごく訊きにくい話だけど…恭子さんの剣幕に押されて、はいと言ってしまった。
恭子さん、一体何をするつもりなんだろう。
シェリーさんとのことは、たっくん、かなり酔ってたって言ってたから、覚えてないんじゃないかなぁ?