夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

「リュウがそんな話をするはずはないよ。」

「どうしてですか?」

「シェリーと達也のことをおしえてくれたのはリュウなんだから。
必死で達也を止めてくれたらしいが、達也は聞かなかったらしい。」

「えっ!?」

「止められなかったのは自分のせいだと、リュウは酷く自分を責めていた。」



何かよくわからないけど、私は違和感を覚えた。
確かに、たっくんはその時かなり酔ってたって言ってた。
でも、リュウ君に必死で止められても言うことを聞かないなんて…
恭子さんも黙ってる。



「とにかく、僕は今でも達也を許してはいないし、これから先も彼と関わるつもりはない。
君達と話すのも、これが最初で最後だ。いいね?」

「はい、わかりました。
どうもありがとうございました。」

恭子さんは、立ち上がり深く頭を下げた。



「あ、ありがとうございました。」

私も恭子さんの真似をして、私たちは、応接室を後にした。



事務所を出てから、恭子さんはずっと黙ったままだ。
どうしたものかと迷いながら、私は恭子さんの後をついて行った。
恭子さん、どこに行くつもりなのかな?



「そこらでちょっと休もう。」

「あ、そ、そうですね。」



私たちは、事務所から少し離れた小さなカフェに入った。