夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

「あ、出てきた!行くよ!」

「は、はい!」

私は恭子さんの後について走った!



「ジョージさん!」



(えっ!?)



恭子さんの声に立ち止まり、振り向いたのは、小柄な普通のおじさん。
そこらへんで売ってるようなありふれたジーンズにTシャツを着た、極めて普通のおじさんだ。
この人がジョージさん?
この大きな事務所の社長の?
なんだか信じられない想いだ。



「あれ~…君、どこかで…」

「恭子です。」

「恭子?……あ!」

ジョージさん、どうやら恭子さんのことを思い出したみたい。



「どうかしたの?」

「ジョージさんにお話があって…」

「この人は?」

急にジョージさんが私を見たから、びっくりした。



「達也の…今の彼女です。」

「えっ!そうなの!?」

ジョージさんは、改めて私をみつめる。



「は、初めまして。
ま、松原です。」

私は緊張しながらそう言って、頭を下げた。



「とにかく…中で話を聞こう。」

「あ、ありがとうございます!」

私たちは、ジョージさんについて、事務所の中に入った。
話すとしても、外で立ち話をするだけだと思ってたから、びっくりした。
まさか、そんなにちゃんと話を聞いてくれるなんて。
信じられないよ。