夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!

「……話したんだな?」

うわ、バレてる!?



「ご、ごめんなさい!
何か良い手がないかと思って、恭子さんに相談してしまったんで。」

「まぁ、良い。
あいつは、口は固いから、言いふらしたりはしないだろう。」

いつも思うけど、恭子さんって、けっこう信頼されてるよね。
まぁ、だからこそ、特別なファンだったのかもしれないね。



「それで、恭子はなんて言ってた?」

「えー…それは……」

またしてもピンチだ。
なんて答えたら良いんだろう?



「ジョージさんが許すはずないって言ってただろ?」

「え、そ、それは…」

「やっぱりな。
もしかしたら、俺のカムバック、ジョージさんに邪魔されてるのかな?」

「えーー…それは、なんとも…」

「なんか最近そんな気がしてきた。
って、単に俺に実力がないならかもしれないけど、あまりにもダメだから、もしかしてって…」



そうだよ、その通りだよ。
言ってあげたい気はするけど、とりあえずは黙っていよう。



「たっくんには、実力があると思います。
恭子さんもそう言ってました。」

「そうかな?」

「そうですよ。ずっとレッスンも続けてたんだし、美男子隊の頃よりさらにバージョンアップしてるはずです。
たっくんは絶対カムバック出来ます!」

いい加減なこと、言っちゃった。
でも、今はそう言うしかないよね。