夢見る夢子は、元アイドルに運命を感じてしまいました!





「こちら、リュウのファンのおチヨだよ。」

「は、初めまして。松原桃花です。」

「初めまして。松原さんは誰推しなの?」

「え、えっと…たっくんです。」

「そうなんだ。恭子のライバルだね。」

テレビ局の近くのファミレスで私はおチヨさんと顔合わせした。
おチヨさんも綺麗な人だ。
恭子さんとタイプは違うけど。



「実はね…」



(えーっ!?)



恭子さんは、おチヨさんにすべて話してしまった。
まぁ、確かに事情がわからないと伝わりにくいかもしれないけど、あんまり広まったら、私が言いふらしてるみたいに思われないかな。



「えーっ!シェリーに!?」

おチヨさんも、やっぱりびっくりしてる。



「さすがに、それはだめなんじゃない?
シェリーのこととなると、いくらリュウが取り持っても、ジョージさんが許すとは思わないなぁ。」

「やっぱりそうだよなぁ。」

おチヨさんも同じ意見だということは、望み薄だね。
でも、それしかないんだから、ダメ元でもやらないとね。



リュウさんの仕事が終わるのを待ちながら、私達は食事をし、他愛ない話を交わした。



「えっ!この人が達也の彼女??」

おチヨさんもかなり驚いてる。



「恭子、どうすんの?諦める?」

「私がその程度のことで諦めるわけないだろ?」

「だよなぁ。それでこそ恭子だよ。」

二人は笑ってるけど…
そういうもんなの?
彼女がいても、諦めないの?
それが普通??



「でも、達也がまだ頑張ってたなんて、なんか嬉しいね。
カムバックしてくれたら良いけど…ちょっと難しそうだねぇ。
あ、遥斗や大樹の情報はないの?」

「たっくんは知らないみたいです。
連絡は取ってないらしくて。」

「そっか。美男子隊復活は、なさそうなんだね。」

おチヨさんは寂しそうに呟いた。