心のランプの光は、生きる希望でできている。





そう、その人の生きる希望で・・・・・・!



少女の心のランプの光が、チカチカ点滅していた。




少女の体からは、涙の香りがした。




少女は、体いっぱいにっ泣いていたんだ!





こんな、星のキレイな真夜中に。




「私は、どうしたらいいの・・・・・・?両親はいないし、兄さんは戦争をしている。辺りは、火の花が沢山燃えている!私は、生きたくない!だって、ここにっ誰もいない!助けて!助けてっ!ねぇ、」



少女は、死んだ兵隊の上に倒れた!




少女の心のランプの光が!



少女の体から飛び出した!



ランプの光は、焼け野原になった町を飲み込んだ!




ランプの光は、町を噛んだ!



泣きながら・・・・・・!



泣きながらっ!





ランプの光は、大きくなった!




宇宙の果てまで、届いたんだっ!





少女は、大きな心のランプの光を大切に抱きしめた。




「キレイな光。足元の星たちよりもキレイだよ。私は、何も失ってない。みんなが、この光の中で、生きてる・・・・・・!」














おわり🔥