「家と家のつながりだと思っていた……八歳も下の子と婚約をして周りに揶揄われたりもした。その時の傷を癒してくれたのは他でもないアグネスだ……すまない、私は妻を、」

「今更()だなんて言われてルーナさんも可哀想ね! こっちから見ててもルーナさんあんたを拒否してんじゃない! 愛されたいと思うなってルーナさんに言ったんでしょう? そんな事をあんな若い子に言って傷つかないと思ってんの? あんたは嫌われているの! あんたと私は共犯! だから別れてなんてやんない」



 使用人の目の前で喧嘩した事により、この事は屋敷中に知れ渡る事になる。


 使用人達は通常通り仕事をするが、態度は変わったように思えた。私に心から仕えている者は居ない。