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「うふふ。ふふふふふふ……。」
暗い部屋で、夢華はあの人形を抱き締めながら鬱々と笑っていた。
♪〜〜♪〜♪♪〜〜〜
どこからか古めかしい舞曲が流れだす。
夢華は唄い始めた。
「ワタシハ人形♪
呪イノ人形♪
憎シミヲ振リマキ死ヲ誘ウ♪
貴方ガ憎ムノハ誰????♪
殺シタイノハ誰????♪
貴方ノ殺意デワタシハ動ク♪
サァ始メマショウ復讐ヲ♪
今宵モ奏デル殺人舞曲♪
貴方ニ♪
憎ム人ニ♪
聴カセテ差シ上ゲマショウ♪」
まるで何かに取り憑かれたかの様に首をカタカタと震わせながら夢華は唄う。
すると、もう半分以上開いた深紅の瞳を煌めかせながら、
フランス人形が口を開いた。
「………宴ハ…………マダ……………終ワ……ラ…ナイ…………。」
人形はそう謳い上げると、ニヤリと赤い唇を歪めて笑った。

