「陽子…お前、3日も意識がなかったんだぞ…????」
「………3日も…………????」
その時、
ガラガラガラッ
「陽子ッ!!!!!!」
慌ただしい音と共に、夢華が飛び込んできた。
「陽子ッ!!!!大丈夫なの!?!?
……心配したんだからぁ…!!!」
夢華が
泣きながら抱きついてきた。
あたしはそれを左手だけで受けとめながら、祐司を見上げた。
祐司は、冷たい目で陽子を一瞥すると、部屋の端の椅子に座って
目を閉じた。
(今、祐司は何を考えてるの…???)
あたしは祐司を見つめた。
今抱き締めている夢華が、
黒い笑みをもらしていることも知らずに……

