ここは日の光が入らないようになっている。日光に当たると中身が物質変化起こすものも多い。
そのため、黒い瓶などに入っているものが多い。この部屋に慣れないとなかなか歩けない。
そおっと王太子を見ていたら、何かを見ながら歩いている。
あ、そっちへ行くと棚にぶつかる。見えてないんだ。暗幕引いているから真っ暗だもん。
バン!ぶつかったら、上の棚にある壺がゆらゆら揺れてる。あぶない、落ちてくる。王太子の頭の真上。
私は急いで飛び出すと、王太子を突き飛ばして壺を取ろうとしたが、一歩遅かった。
粉ごと被って、ガシャーンという壺の割れる音がした。
王太子が驚いてこちらを見ているが、徐々に見えなくなってきた。
え?どういうこと?
王太子は尻餅をついてくしゃみをしている。彼は粉を被らないで済んだみたい。
気がついたら、私は気を失っていた。
目が覚めたときには、森の中だった。
鳥のさえずりで目覚めたのだ。
頭から被った粉はキラキラと輝いて、目の前を覆っていたのは覚えている。
だけど、ここがどこか分からない。
「王太子様?どこ?え?セシルー!リアムー!」
私は立ち上がって叫んだが、自分の声が反響するばかり。
見ると、下に蛇がいた。びっくりして走り出した。とりあえず、どこに行ったらいいか分からず、ひたすら走って、足を木の根に取られて転んだ。
「痛い」
涙目で周りを見る。まだ、森の中だ。
落ち着け。深呼吸。
あの粉は何だろう?どうして私はここにいるの?
じっと考えると思い出した。リアムが言っていたじゃない!
そのため、黒い瓶などに入っているものが多い。この部屋に慣れないとなかなか歩けない。
そおっと王太子を見ていたら、何かを見ながら歩いている。
あ、そっちへ行くと棚にぶつかる。見えてないんだ。暗幕引いているから真っ暗だもん。
バン!ぶつかったら、上の棚にある壺がゆらゆら揺れてる。あぶない、落ちてくる。王太子の頭の真上。
私は急いで飛び出すと、王太子を突き飛ばして壺を取ろうとしたが、一歩遅かった。
粉ごと被って、ガシャーンという壺の割れる音がした。
王太子が驚いてこちらを見ているが、徐々に見えなくなってきた。
え?どういうこと?
王太子は尻餅をついてくしゃみをしている。彼は粉を被らないで済んだみたい。
気がついたら、私は気を失っていた。
目が覚めたときには、森の中だった。
鳥のさえずりで目覚めたのだ。
頭から被った粉はキラキラと輝いて、目の前を覆っていたのは覚えている。
だけど、ここがどこか分からない。
「王太子様?どこ?え?セシルー!リアムー!」
私は立ち上がって叫んだが、自分の声が反響するばかり。
見ると、下に蛇がいた。びっくりして走り出した。とりあえず、どこに行ったらいいか分からず、ひたすら走って、足を木の根に取られて転んだ。
「痛い」
涙目で周りを見る。まだ、森の中だ。
落ち着け。深呼吸。
あの粉は何だろう?どうして私はここにいるの?
じっと考えると思い出した。リアムが言っていたじゃない!



