「恥ずかしがらないでいい。見ているのも、聞いているのも……俺だけだ、ほら」
和輝は未来の手首をつかむと導くように掌を自らの頬を触らせた後、指先に触れるだけのキスを落とした。
やがて身に着けていたものがすべて取り払われ、和輝も自ら服を脱ぎ捨てた。
身体のいたるところに彼の唇と指先を感じている内に羞恥心は消え、甘い蜂蜜の中に自分が蕩けてしまったような気持ちになる。
「和くん……」
「俺に、委ねて」
和輝はいたわるようなキスを続けながら、骨ばった長い指で未来の中を解していく。
「っ……あ……」
得体のしれない感覚に追い立てられた未来は、和輝のたくましい背中に両手を伸ばし、夢中でしがみついた。
彼は未来を気遣いながらゆっくり進めてくれた。
どれくらいそうしていただろう。
「未来、君を貰う」
自分を見つめる和輝の瞳には明らかに熱がこもっているように未来は思えた。
(今、この瞬間だけは、和くんは私だけを見てくれている。なんて幸せなんだろう)
未来は微笑んで一度だけ顔を縦に振る。すると和輝はゆっくりと覆いかぶさり未来の中に入ってきた。
初めての感覚に思わず身体に力が入る。
和輝は未来の手首をつかむと導くように掌を自らの頬を触らせた後、指先に触れるだけのキスを落とした。
やがて身に着けていたものがすべて取り払われ、和輝も自ら服を脱ぎ捨てた。
身体のいたるところに彼の唇と指先を感じている内に羞恥心は消え、甘い蜂蜜の中に自分が蕩けてしまったような気持ちになる。
「和くん……」
「俺に、委ねて」
和輝はいたわるようなキスを続けながら、骨ばった長い指で未来の中を解していく。
「っ……あ……」
得体のしれない感覚に追い立てられた未来は、和輝のたくましい背中に両手を伸ばし、夢中でしがみついた。
彼は未来を気遣いながらゆっくり進めてくれた。
どれくらいそうしていただろう。
「未来、君を貰う」
自分を見つめる和輝の瞳には明らかに熱がこもっているように未来は思えた。
(今、この瞬間だけは、和くんは私だけを見てくれている。なんて幸せなんだろう)
未来は微笑んで一度だけ顔を縦に振る。すると和輝はゆっくりと覆いかぶさり未来の中に入ってきた。
初めての感覚に思わず身体に力が入る。



