未来は鏡で耳元を見ながら心の中で和輝の母に呼びかけた。
(和くんのお母さん、イヤリングめちゃめちゃ大事にします。そして、私じゃ足りないところばかりだけど、猪瀬の嫁として頑張りますので……どうか大きな心で見守ってくださいね)
「うん、そうだね。さすがに気にしないのは難しいけどこの上なく大切に使わせてもらうね」
未来が鏡越しに微笑むと後ろから柔らかく抱きしめられた。
「もう二度と誤解もすれ違いもないように、君にだけには気持ちを隠さず伝え続けるつもりだ。未来、愛してる……妻になってくれてありがとう」
夫の腕の中で体ごと振り返ると未来は心からの笑顔で見上げた。
「私もちゃんと伝えるね。私を奥さんにしてくれてありがとう。和くんのこと、世界で一番大好きだし、愛してる」
和輝は眩しいものを見るような表情をしてから悔しそうに呟く。
「……キスしたら、せっかくの化粧が落ちてしまうな」
「ふふ、ユキちゃんに怒られちゃう」
「じゃあ今はこっちで我慢しておくか」
和輝はなお残念そうに言うと、未来の頬に慎重に唇を乗せた。その幸せな柔らかさに未来は目を細めた。
(和くんのお母さん、イヤリングめちゃめちゃ大事にします。そして、私じゃ足りないところばかりだけど、猪瀬の嫁として頑張りますので……どうか大きな心で見守ってくださいね)
「うん、そうだね。さすがに気にしないのは難しいけどこの上なく大切に使わせてもらうね」
未来が鏡越しに微笑むと後ろから柔らかく抱きしめられた。
「もう二度と誤解もすれ違いもないように、君にだけには気持ちを隠さず伝え続けるつもりだ。未来、愛してる……妻になってくれてありがとう」
夫の腕の中で体ごと振り返ると未来は心からの笑顔で見上げた。
「私もちゃんと伝えるね。私を奥さんにしてくれてありがとう。和くんのこと、世界で一番大好きだし、愛してる」
和輝は眩しいものを見るような表情をしてから悔しそうに呟く。
「……キスしたら、せっかくの化粧が落ちてしまうな」
「ふふ、ユキちゃんに怒られちゃう」
「じゃあ今はこっちで我慢しておくか」
和輝はなお残念そうに言うと、未来の頬に慎重に唇を乗せた。その幸せな柔らかさに未来は目を細めた。



