「いいじゃない、結局めでたくふたりはくっついたんだから。それに、家出した未来を旦那のところに返したのも私でしょ。ふたりのキューピットとして大いに感謝してほしいわ」
バチンとウィンクする雪成に和輝は呆れた顔になる。
「俺はそれに相当振り回されたがな。それにしても俺たちのキューピットを騙る人間は個性的なのしかいないのか」
「あはは……」
もう一人の皺のあるキューピットを思い出し未来は苦笑した。
和輝は未来が大学生の時、街で雪成と一緒にいるところを見たことがあり、その親しい様子にふたりが友達以上の関係だと感じていたそうだ。
たしかにあの頃は大学帰りに雪成とよく会っていた。渡米前の彼は今ほど女っぽい雰囲気はなかったので、誤解したのだろう。
さらに、美津子が和輝に未来に学生時代から片思いしている相手がいると伝えたことで、その相手が雪成ではないかと思いこんだのは今年の誕生日の少し前のことだったそうだ。
『その相手と未来が肩を寄せ合った画像を見て平気でいられるわけはないだろう。君がわざわざ送ってくるわけないから、混乱した』
バチンとウィンクする雪成に和輝は呆れた顔になる。
「俺はそれに相当振り回されたがな。それにしても俺たちのキューピットを騙る人間は個性的なのしかいないのか」
「あはは……」
もう一人の皺のあるキューピットを思い出し未来は苦笑した。
和輝は未来が大学生の時、街で雪成と一緒にいるところを見たことがあり、その親しい様子にふたりが友達以上の関係だと感じていたそうだ。
たしかにあの頃は大学帰りに雪成とよく会っていた。渡米前の彼は今ほど女っぽい雰囲気はなかったので、誤解したのだろう。
さらに、美津子が和輝に未来に学生時代から片思いしている相手がいると伝えたことで、その相手が雪成ではないかと思いこんだのは今年の誕生日の少し前のことだったそうだ。
『その相手と未来が肩を寄せ合った画像を見て平気でいられるわけはないだろう。君がわざわざ送ってくるわけないから、混乱した』



