「謝ることないよ。俺はこうして百葉ちゃんとデートできてることがうれしいから」
ま、またそんな心臓に悪いことを……っ。
なんともなさそうに言うのが、会長のずるいところ。
わたしがパクパク食べ進めてる間も、会長はにこにこ笑顔でこっちを見てる。
「あのっ、そんなに見られると緊張します……っ」
「だって、百葉ちゃんが可愛いから。俺のことは気にしなくていいよ」
「そう言われても気になるものです」
「百葉ちゃんは、いちいち可愛いから困っちゃうね」
「うぅ……。わ、わたしケーキ取ってきます……!」
会長の目が気になるばかり。

