そして迎えた翌朝――。
「ちょ、ちょっと百葉!?」
何やら部屋の外が騒がしい……。
今わたしを呼んだのはお母さん。
何か慌ててる……?
お
母さんが勢いよくわたしの部屋に飛び込んできた。
「も、百葉!! 大変よ、王子様があなたのこと迎えに来てるわ!!」
「お、王子様?」
なぜかものすごくハイテンションなお母さん。
「今日デートなんですって!? 百葉のこと迎えに来ましたって! すごくかっこいい子じゃない!! 丁寧に自己紹介までしてくれてねっ!」
デート……? デート!?
ま、まさか……!!
慌てて部屋を飛び出して、玄関に向かうと。
「あ、百葉ちゃんおはよ。あれ、まだ部屋着だ?」
「な、なななんで会長がうちに!?」
なんとびっくり、玄関先に私服の会長が。
「家まで迎えに行くねって、昨日の夜メッセージ送ったよ?」
「えっ!? み、見てないです!」
よりにもよって、昨日は早く寝ちゃったし。

