偶然なのか目が合って、何やら手招きしてる。
少し距離をあけて近づくと。
「今ふたりっきりなんだから……もっと俺の近くおいでよ」
「きゃっ……」
軽く手を引っ張られて、会長の真横にストンッと座らせられた。
「まだ俺の近くにいるの慣れない? もっと肩の力抜いてくれていいのに」
「ぅ……会長の距離感がおかしいんですよぉ……」
「どこが? こうして百葉ちゃんに触れたいだけなのに」
「ダメ、ですよ……っ。ここ生徒会室です」
「うん。生徒会室で内緒でイチャイチャするのなんかいいよね」
「よ、よくないです……! 誰か入ってきたらどうするんですか……!」

