ラーメン屋さんの彪(タイガ)くん


背中
温かくてドキドキする



後ろから大河原さんに抱きしめられてます



「タイガーさん」



「ん?」



そぉ呼んだら
またメメって呼んでくれるかな…って期待した



「タイガーさん」



顔が見えないからか
昨日よりも恥ずかしくない



「オマエ、わざと呼んでるだろ」



メメじゃなかった
オマエだった↓↓↓



大河原さんのイジワル



「じゃあ…タイちゃん」



「その呼び方、やめろ」



「なんでですか?」



「なんでも」



私、知ってるのに
イジワルだ



前の彼女が
そぉ呼んでたからでしょ



胸がザワつく



さっき大河原さんもそぉだった?

私が苦い思い出を話した時


失敗談だから話したけど
それでも大河原さんは妬いてくれてるの?



あー…好きだな



「大河原さん…好きですよ」



背中にいる大河原さんに言った



「知ってる」



大河原さん
機嫌悪い?

私が機嫌損ねたんだ



オレも好きだよって
言ってほしかったな…



「ごめんなさい」



言葉の代わりに
ギュって
大河原さんの腕に力が入った



キュン♡



熱くなる



「大河原さん…」



「ん?」



「顔見たい」



「見れば…」



「うん…」



ゆっくり
大河原さんの方に身体を向けた


少しソファーが沈んで
目が合った



ドキン…



「あ、やっぱりいいです」



前に向き直った



この距離、この態勢はムリ



「なんだよ、それ…」



心臓が限界です



「ニャ!大河原さんやめてください!」



大河原さんがまた首を甘噛みした



「オマエ、首弱いな」



「やめてください
変な声出るので…」



「ニャ!」



大河原さん楽しんでる



「高校生、楽しそう」(小声)
「若いっていいね」(小声)



「大河原さん、迷惑ですよ」(小声)



「オマエがうるさいんだろ」



「だって大河原さんが…」



「メメちゃん、かわいい」(小声)



え?

メメちゃん?



「大河原さん、今なんて?」



「好きだよ…メメ」(小声)



キュン♡



大河原さん

私、即死です