大河原さん
このカフェで合ってますよね?
「何名様ですか?」
「あの…ふたりで…
後からもうひとり…」
「奥の席どーぞ!」
「はい」
学校帰り
大河原さんに言われたカフェに来ました
いつものファーストフードとか
ファミレスとは違って
高級そうなソファーが置いてあります
ここでいいかな…
フカフカなソファー
制服の私は場違いな気もするけど…
〔先についたので〕
〔奥にいます〕
大河原さんにメッセージを入れた
〔今行く〕
すぐに返信が来て
「よ!」
すぐに大河原さんの声がした
「あの、この席でいいですか?」
「このソファーでいいよ」
え!?
私が座ってるソファーに
大河原さんが座った
「このソファー、ひとりがけですよね?」
「うん
座り心地いいね」
「ふたりで座るには
ちょっと、キツくないですか?
向かえのソファー空いてますよ」
「じゃ、こーする?」
大河原さんが私を膝に座らせた
「え!そーじゃなくて…」
「どぉ?座り心地」
大河原さんの膝の上
とても緊張します
「高校生、楽しそうね」(小声)
「イチャイチャしてる」(小声)
「大河原さん
みんな見てますよ」
「そお?」
「いいなー♡私もあんな彼氏ほしい」(小声)
「高校生カップルかわいいね」(小声)
みんな見てる
ドキドキする
大河原さんも絶対聞こえてる
「ここ
前の彼女とよく来てたんですか?
なんか大人っぽいお店ですね」
「いや、初めてだけど…」
「いつもどこでデートしてたんですか?」
「デート…?
主に彼女のアパートだった
独り暮らしだったし…
あと、ドライブとか…」
大人のデートだ
年上と付き合うとそんな感じなのか
「私は
一緒にペンケースを買いに行って
その後どこでご飯食べていいかわからなくて…」
「オマエのそーゆー話、聞きたくない」
あ、そーだった
聞かれてもないのに
緊張してるからか話しちゃった
「ごめんなさい…」
昨日はメメって呼んでくれたのに
今日はまたオマエって呼ばれた



