大河原さんの後ろを黙って着いて行ったら
プリンアラモードのお店
「プリンアラモードとコーラ」
大河原さんが注文した
「あの…」
「食べ盛りなんだろ
足りなかったら他になんか頼む?」
プリンアラモードは
私のなのかな?
大河原さん
私のためにここに来てくれたんだ
「充分です」
大河原さん
私は胸がいっぱいです
「あ…コレ…」
大河原さんがポケットから箱を出して
私の前に置いた
え…タバコ?
私、身長伸ばしたいんで
吸えません!
ん…?
よく見たら
かわいい箱だった
「あ!コレ
ググ&ミミの絆創膏!」
「友達の妹が好きみたいで持ってた」
「え、でも…
妹さんも大切にしてたんじゃ…」
「うん、買収した」
「え!いくらで?」
「3000円」
「そんな!」
「オマエも大切にしてたんだろ」
「してましたけど…」
今日、3000円も持ってたっけ?
財布の中を覗いた
あった!
大河原さんの前に3000円置いた
「いらない」
「でも…」
「お待たせしました
プリンアラモードのお客さま」
店員さんが私の前に
プリンアラモードを置いた
「コーラのお客さま」
3000円の横にコーラが置かれた
「ごゆっくりどーぞ」
プリンアラモードの横に
3000円が戻された
「あんな大切なもの
オレになんか使わなくていいのに…
なんか、嬉しかった
ありがとう」
え…
目の前にいるのは、誰?
私が知ってる大河原さんは
こんなこと言う人じゃないのに…
「そんなこと…言わないでください」
好きになります



