ラーメン屋さんの彪(タイガ)くん


お店を出ようとしたら
私を遮る人がいました



お客さん?

こっちは裏口ですよ



見上げたら


「よ!」


タイガさんがいた



「…」



「メメ、大丈夫だった?
怖かっただろ」



「…」



「怒ってる?ごめん」



「…」



不安と安心



大丈夫?その言葉を
先に私にかけてくれた

傷ひとつない私に

私を守ってくれた人



怒ってるわけない

私はどぉしたら
アナタに償えますか?



「タイガさん…

ごめんなさい…

私のせいで…

ごめんなさい…

会いたかった」



「オレも会いたかった」



ゆっくり私を引き寄せてくれた



温かい

生きてる



生きててよかった