ラーメン屋さんの彪(タイガ)くん


ゲームに夢中になってて
外が暗くなってた



ドキン…



今キスされると思った



されなかった



そんなことが最近よくある



相変わらず
タイガさんはキスしてくれない



「メメちゃん
この前はしてくれたじゃん」



「な、なにがですか?」



え、もしかして…

この前のキス
バレてる?


うちに泊まった時の私からしたキス



「暗いから電気つけますね!」



立ち上がろうとしたら
タイガさんに抱きしめられた



ドキン…



「この前は、してくれたじゃん

メメから…」



「な、なんですか…?」



とぼけるしかない



「ふーん…
そろそろ帰る?
送ってく」



タイガさんに開放された



まだ一緒にいたい

もっと抱きしめてほしい

キスしてほしい



「あの…今日泊まってもいいですか?
マリカーなかなか勝てないし…
夏休みももぉすぐ終わるし…」



「メメのお母さんがいいって言ったらいいよ」



確実にダメって言われる



「お母さん、もぉ寝てます」



「まだ8時前だけど…」



「あ、お腹すきません?
タイガさんのチャーハン食べたいな」



「ごめん
米買わないとない」



「まだ外暑そうだし…
涼しくなったら帰ります!」



「ここんとこずっと熱帯夜だろ」



「まだ…
まだタイガさんと…一緒にいたいです」



「んー…それなら…仕方ない」



ーーーーー



タイガさんがキスしてくれた



ドキン…



前みたいに優しいキス



「負けた…
絶対オレからしないって決めてたのに

オレだってまだ、一緒にいたい
帰したくない」



タイガさんにまた抱きしめられた



タイガさんの腕

タイガさんの胸

タイガさんの鼓動

私の鼓動

触れた唇の温度



「タイガさんのキス
好きですよ

好きです…タイガさん」



ーーー



私からキスした



「メメのキス…猫みてー」



「また猫ですか?」



「かわいくて、ヤバい」



「ニャ!首はダメです」



「オイ!耳噛むな!」



「だってタイガさんが…」



ーーー

ーーー


ーーーーー



「メメ…ヤバい…

スゲー好き」



タイガさんの胸
ドクドクしてる



「タイガさん…
私、準備できてますから…」



「準備…?」



「はい…」



「え…?」



「え…?」