私の名前は夢野千尋。今日は初めての家政婦活動!!私の通ってる学校のいい所は、バイトOKな所なんだよねぇ…(しみじみ)初めてのお相手はどんな人かなぁ?私の知ってる人だったらいいんだけど(女)と、とにかく!どんな相手でも家政婦の仕事を全うしなくちゃね!よし!と決心をし、私は恐る恐るドアを開けた。
「お邪魔しま~す…」
って、同じクラスの怖いで有名な猫宮くん!?
「ん、ってお前かよ…家政婦。」
んなっ!お前かよって何よ!と、とにかく
怒らせないようにしなきゃ…何があるか分かんないし…
「こ、こんにちは今日はドコヲ」
「あそこ…後、キッチン。」
「は、はいっ!」
掃除しに行かなきゃ…!
い、意外と綺麗…!
「え、綺麗じゃないですか!」
すると彼は驚いたような表情を浮かべ
「そ、そうか?」
と言った
「私の部屋より綺麗デスヨ。」
と、私が言った。やっぱり緊張する…
凄い部屋…男の人の匂い…って、私変態じゃないんだから…。




「掃除、オワリマシタヨ」
やっと終わった…けどやっぱり緊張するー「固くならなくていいんだぜ?」
そう言いながら彼は私の肩をそっと掴んだ
「えっ…あ…はい!」
「ん、次は…あ、料理も
作ってくれるんだっけな?」
「あ、はい!サービスとしては…」
「じゃあ頼む。」
「はい!」



はぁ…緊張緊張…っていうか、急に肩触る?!普通!あれが猫宮くんのスキンシップなの?
男の子ってよく分かんないや…そんな事を考えながら私は野菜を切っていた。
「痛っ!」
何やってるんだ私…みっともない‼️
「大丈夫か?!」
そう言い彼は慌てながら走ってきた
彼は私の指を掴むと、
そこを急に舐め出したのだ。私は当然の事
驚き、顔を真っ赤にした。
「ぁ…ぁ…」
彼はそれに気づき咄嗟に手を離した。
「す、すまんっ…」
彼は少ししゅんとしたような顔をして謝ってきた。
「そんな顔されたら…怒れないじゃん?」
と、少し微笑みながら彼の頭を撫でた。
その時だ。彼が私に抱きついてきたのだ。
「え?」
私は驚き咄嗟に声を出してしまった。
「もう我慢できねぇ。夢野、好きだ!」
ってえぇぇ?!何、急に!怖いんだけど…しかも、我慢出来ないって何?!
「へ…何?どういう事!?」
すると彼は真剣な表情に変わり
「そのままの意味だ。夢野が好き、付き合いたい。」
私は複雑な感情になって、咄嗟に出た言葉が
「一旦、離れて…?」
だった。だが、彼はそれでも私を抱き締めるのを辞めなかった。私はもうどうにでもなれ精神になりそっと彼の頬にキスをした。すると彼は抱き締めるのを辞め、顔を真っ赤にしながら私がキスした方の頬に手を添えた。