プロローグ
恋をとめないで…COMPLEXのシングルリリースはされなかったが大人気の曲。あの二人が組んで出てきたときはたまげた。こんなことになってたなんて誰も知らなかったんじゃないかな。テクノロジーが音楽にハマるのはカッコいい。曜日を変えるのがポイント。
ヒゲダンス…説明不要。とりあえず争う前にやっとけ。
【コマネチ】…IOC非公認。
1992年オリンピックの冬季大会での女子FSでアメリカが、夏季大会ではEUNが体操で取り入れた。
最初にオリンピックに【コマネチ】を使ってきたのはアメリカのフィギュアスケートだが、そもそも不安定な氷上でのそれは、認定者でも難しいとされる。
だが、【コマネチ】は動作に入る軌道が視認されただけでもかなりのインパクトを持った。
この事を利用し不完全な出来映えだつたにも関わらず、技自体の見た目の驚異度から審判も正しい判定が出来なかった。結果【コマネチ】らしきものを使った選手が金を獲得。体操では着地に【コマネチ】らしき物を使っただけで、それまでミスがあっても高得点を出せた、といった具合である。
これではいかん!ということで、以降オリンピック全競技において【コマネチ】は禁じ手となる。
尚この事が遠因となり、なんやかんやあってオリンピックの冬と夏の同年開催は無くなり、二年後の1994年に冬季オリンピックが開催された。史実である。
So serious. …ワンポイント。アジア圏では『冗談じゃないよ』で通っている。
シンバルキック…必要である。
SINGULARITY LESSON
「最っ初っからブッ放すわよ
!もう元気にやって~!はっちゃけちゃって~!0'21"キィック~!0'54" So serious!serious!serious! 1'29" 【コマネチ】炸裂!バーニング!
みんなー!楽しい?生きてるかーい!!」
2'05" 「はい!」ユウコ・クオンジ(11)
2'07" 「あたしも楽しいです!」ミカ・イシダ(11)
2'11" 「めちゃ楽しい!」サキ・ダベンポート(12)
2'16" 「ダンス好きー!」ナナ・トンプソン(13)……転送完了。転移失敗。再起動完了。成功を確認。経過観察中…
2'16" 「ダンス好きー!」エイス・トンプソン(13)……転送進捗率三十八%…概ね順調…
2'19" 「恋したーい!」アン・ウッド(14)
2'22" 「アハハー!」プリンセス・ルナ・クルニコワ(12)……転送完了。転移成功を確認。
2'25" 「私もだー!恋したーい!」カミラ・ウォズニアッキ(15)
2'29" 「しちゃおうよー!」シリル・イバノビッチ(14)
2'32" 「しようしよう!」リー・ジー(17)
2'34" 「絶対するー!」ジェン・チャン(16)
2'38" 「私だって、絶対するわー!」シモーヌ・ルコント(18)
2'44" 「ふふ、あたし達もしましょうね、恋」フェリシア・アルデオン(20)
2'49" 「はい、お姉さま!私もしたいです、恋!」クラリス・アルデオン(16)
2'55" 「ダンス最高ー!」アナスタシア・ペレネンコ(15)
3'00" 「ダンスに恋したよ!」ミラ・フェルナンデス(23)
3'04" 「あたしも恋してる!」レティシア・サンチェス(22)
3'07" 「大好きっ!」アレクシス・ウィッケンハイザー(21)
3'10" 「この気持ち止まらない!」アディティ・アフージャ(19)
3'14" 「止まらない!」リピ・マラヴィア(18)
3'17" 「恋、したよ!」ユリア・グラフ(17)
3'21" 「恋をしようよ!」ミリアム・ハイテンベルク(20)
〈先生、深宇宙探索プログラム『トリニティ』、『マニアックII』の三進法演算処理によって正常にコンプリートしました〉
「あとは情報レベルのあたし達を銀河の真ん中に転送してもらうだけなのね」
〈『トリニティ(T)=マニアック(M)II network』の構築を確認した後、転送航路開放になります〉
「うふ、何だか凄いわね。好きを絶対諦めないっていうのは人型種族の最強最高の武器ね、きっと」
〈不可能を可能にしてきた原動力ですね〉
「向こうまでどれくらいかかるの?」
「そうですね、1050ナノピコ秒くらいはかかります」
「待ってたわよ~ヨーコちゃん!
結構時間かかっちゃうのね」
「はい!私もそろそろこちらに移っておかなきゃと思って。
転送を二百万回程繋いで行くのでやはり時間を要します」
「0劣化で確実なタイムバーストの為なら仕方ないわね~」
「きっとまた会えます」
「行ってみないと分からないのよね」
「はい…。でも、危ぶむなかれです、先生!」
「行けば分かるさ、か。そうね、少女のままじゃいられないわね」
「…私はそれでも良いですけど」
「ヨーコちゃんたらっ」
「うふふ。先生、着くまで何か見てきますか?」
「ん~、どうしようかしら…」
「ウクライナの映画はいかがですか?」
「良いわね。一緒に見ていきましょう、ヨーコちゃん」
「はい!」
火星地上から十万キロにある直径2kmの『婆羅門』が造り出した特異点が消失した瞬間、航路に現れたドミノを情報生命が一気に翔(かけ)て、銀河の中心の特異点(神の座)によって作られた事象の彼方に、時空の向こう側へ落ちて行く。
恋をとめないで…COMPLEXのシングルリリースはされなかったが大人気の曲。あの二人が組んで出てきたときはたまげた。こんなことになってたなんて誰も知らなかったんじゃないかな。テクノロジーが音楽にハマるのはカッコいい。曜日を変えるのがポイント。
ヒゲダンス…説明不要。とりあえず争う前にやっとけ。
【コマネチ】…IOC非公認。
1992年オリンピックの冬季大会での女子FSでアメリカが、夏季大会ではEUNが体操で取り入れた。
最初にオリンピックに【コマネチ】を使ってきたのはアメリカのフィギュアスケートだが、そもそも不安定な氷上でのそれは、認定者でも難しいとされる。
だが、【コマネチ】は動作に入る軌道が視認されただけでもかなりのインパクトを持った。
この事を利用し不完全な出来映えだつたにも関わらず、技自体の見た目の驚異度から審判も正しい判定が出来なかった。結果【コマネチ】らしきものを使った選手が金を獲得。体操では着地に【コマネチ】らしき物を使っただけで、それまでミスがあっても高得点を出せた、といった具合である。
これではいかん!ということで、以降オリンピック全競技において【コマネチ】は禁じ手となる。
尚この事が遠因となり、なんやかんやあってオリンピックの冬と夏の同年開催は無くなり、二年後の1994年に冬季オリンピックが開催された。史実である。
So serious. …ワンポイント。アジア圏では『冗談じゃないよ』で通っている。
シンバルキック…必要である。
SINGULARITY LESSON
「最っ初っからブッ放すわよ
!もう元気にやって~!はっちゃけちゃって~!0'21"キィック~!0'54" So serious!serious!serious! 1'29" 【コマネチ】炸裂!バーニング!
みんなー!楽しい?生きてるかーい!!」
2'05" 「はい!」ユウコ・クオンジ(11)
2'07" 「あたしも楽しいです!」ミカ・イシダ(11)
2'11" 「めちゃ楽しい!」サキ・ダベンポート(12)
2'16" 「ダンス好きー!」ナナ・トンプソン(13)……転送完了。転移失敗。再起動完了。成功を確認。経過観察中…
2'16" 「ダンス好きー!」エイス・トンプソン(13)……転送進捗率三十八%…概ね順調…
2'19" 「恋したーい!」アン・ウッド(14)
2'22" 「アハハー!」プリンセス・ルナ・クルニコワ(12)……転送完了。転移成功を確認。
2'25" 「私もだー!恋したーい!」カミラ・ウォズニアッキ(15)
2'29" 「しちゃおうよー!」シリル・イバノビッチ(14)
2'32" 「しようしよう!」リー・ジー(17)
2'34" 「絶対するー!」ジェン・チャン(16)
2'38" 「私だって、絶対するわー!」シモーヌ・ルコント(18)
2'44" 「ふふ、あたし達もしましょうね、恋」フェリシア・アルデオン(20)
2'49" 「はい、お姉さま!私もしたいです、恋!」クラリス・アルデオン(16)
2'55" 「ダンス最高ー!」アナスタシア・ペレネンコ(15)
3'00" 「ダンスに恋したよ!」ミラ・フェルナンデス(23)
3'04" 「あたしも恋してる!」レティシア・サンチェス(22)
3'07" 「大好きっ!」アレクシス・ウィッケンハイザー(21)
3'10" 「この気持ち止まらない!」アディティ・アフージャ(19)
3'14" 「止まらない!」リピ・マラヴィア(18)
3'17" 「恋、したよ!」ユリア・グラフ(17)
3'21" 「恋をしようよ!」ミリアム・ハイテンベルク(20)
〈先生、深宇宙探索プログラム『トリニティ』、『マニアックII』の三進法演算処理によって正常にコンプリートしました〉
「あとは情報レベルのあたし達を銀河の真ん中に転送してもらうだけなのね」
〈『トリニティ(T)=マニアック(M)II network』の構築を確認した後、転送航路開放になります〉
「うふ、何だか凄いわね。好きを絶対諦めないっていうのは人型種族の最強最高の武器ね、きっと」
〈不可能を可能にしてきた原動力ですね〉
「向こうまでどれくらいかかるの?」
「そうですね、1050ナノピコ秒くらいはかかります」
「待ってたわよ~ヨーコちゃん!
結構時間かかっちゃうのね」
「はい!私もそろそろこちらに移っておかなきゃと思って。
転送を二百万回程繋いで行くのでやはり時間を要します」
「0劣化で確実なタイムバーストの為なら仕方ないわね~」
「きっとまた会えます」
「行ってみないと分からないのよね」
「はい…。でも、危ぶむなかれです、先生!」
「行けば分かるさ、か。そうね、少女のままじゃいられないわね」
「…私はそれでも良いですけど」
「ヨーコちゃんたらっ」
「うふふ。先生、着くまで何か見てきますか?」
「ん~、どうしようかしら…」
「ウクライナの映画はいかがですか?」
「良いわね。一緒に見ていきましょう、ヨーコちゃん」
「はい!」
火星地上から十万キロにある直径2kmの『婆羅門』が造り出した特異点が消失した瞬間、航路に現れたドミノを情報生命が一気に翔(かけ)て、銀河の中心の特異点(神の座)によって作られた事象の彼方に、時空の向こう側へ落ちて行く。


