あなたの世界にいた私



-コンコン


「失礼します」






翌日、ずっと会いたかった雪斗くんが来た。






「久しぶり」



そう言う彼は、
どこか元気がないように見えた。





「雪斗くん…大丈夫?」





「うん、僕は大丈夫だよ。
雪乃は?調子どう?」





「大丈夫。ここ、座って」





「うん、ありがとう」





そう言って、
雪斗くんは私の隣にあった椅子に腰掛けた。






その後は、
私も雪斗くんも特に話さず、黙っていた。