あれから1週間、 雪斗くんが病院に来ることはなかった。 忙しいんだ。 ずっとそう思っていた。 「雪斗くんがいるグループで、もう一人 デビューするはずだった子知ってる?」 「え!?知らない!どんな子?」 ふと、廊下から聞こえてきた声に耳を傾けた。 「顔は雪斗くんほどじゃないけど、 めちゃくちゃ、かっこいい! それに、ダンス、歌ともに めちゃくちゃ上手なんだって」 「ならどうして、デビューできなかったの?」 「本当かは知らないけど…」