あなたの世界にいた私




「雪乃!」




「…ごめん…ね…雪斗くん」







心配そうに見つめる雪斗くんにそう言うと、
雪斗くんは首を横に振った。





「謝ることじゃないよ」











正直、こんな姿見せたくなかった。








今日は、
雪斗くんがデビューした記念すべき日。











それをこんな形で迎えたくなかったから。







その後、すぐに治療室に運ばれて、
少しして、咳もおさまった。