あなたの世界にいた私










なのに、再会した時は、信じられなかった。













雪乃は、昔の雪乃じゃないみたいに、

















感情がなくなっていた。














そうじゃない。






















そうじゃなくて、



















生きることを諦めているように見えた。




















あんなにもキラキラした笑顔だった雪乃が、
再会した時には、もういなかった。










別人のようだった。





















それに、
雪乃は多分俺のことを覚えていなかった。

















あれほど、
会いたかったはずなのに、



















こんなに心を塞ぎ切った雪乃に会って、
俺は後悔した。





















あの時、雪乃と連絡をとっていれば。



















行ける日だけでも、
雪乃に会いに行けばよかったと。





















雪乃に寄り添っていれば、
何もできなかった俺でも、
雪乃の心だけでも救えたのではないかと。















悔やんでも悔やみきれなかった。