愁くんの封鎖してた手が少しだけ緩んで。



そのまま...........................



私が愁くんを押し倒すような体制。



2人で、愁くんの部屋へと倒れ込んだ。



「........................」

「........................っ、」



もちろん、
愁くんと見つめあう私の顔は真っ赤。



「な、うぅぅ、あ、」



照れまくる私を前に、
愁くんは、そっと私の頬に手を当てて。



「..................俺の部屋来たらキスする、」



まるで、〝そう言ったよね?〟と、
聞こえて来そうな勢いのまま。



「............んっ、」



そのまま、ゆっくりキスを落とした。