「...............ふっ、息溜めてたわけ?」



私ながらそう言う愁くんは、イジワルだっ‼︎




「.........ぅ、」



バレバレってのが悔しくて、
もはや、言葉を失ってしまうと。



私を見ながら.....................



「ふっ、今日はこのぐらいでやめとく」



と、楽しそうに笑う愁くん。



「............今度、俺の部屋来たらキスだから」



愁くんの言葉でふと、思い出した。



わっ、私、そーいえば、
ファーストキスだったのに............っ‼︎と。



でも、愁くんとのキスは嫌じゃない。



それは、確かなことだった...............