どきり、と心臓が跳ねた。



それなのに、次の瞬間..................



「何されても、我慢して、」



そっと、耳元で囁くように言った愁くん。



そして、そのまま........................



私の右耳をペロッと............舐めた。



そんな愁くんの行動に、
私は、もちろん驚くわけで。



「っ、しゅ、愁く、.........んっ、」



愁くんの方を、振り向いた瞬間。



息つく暇もなく、唇が塞がれた............



「んっ......うぅ............」



言葉を発しようとしても、
愁くんの唇は離れてくれなくって。