『........................俺の部屋、来る?』



愁くんにそう聞かれた私の答えは。



もちろん、〝Yes〟一択だった。



愁くんの部屋で勉強するのかな?



..................なんて思ったのに。



勉強道具は、
カバンにしまってそのまま持って来ただけ。



「........................」

「........................」



勉強してるわけじゃないから。



私は床に座って、愁くんはベッドに腰掛けて。



愁くんと2人きりの部屋はなぜか無言。



早くっ、早く勉強道具出さないとっ‼︎



そう思って、
立ち上がった瞬間だった........................