「ねぇ、ねねは夢とか、やりたいことってないの?」

「私なんかが、夢を見つけられるわけないでしょ。」

「そうなんだ、、、僕は、ねね、VTubrに向いてると思うんだよね。」

「VTubrって?」

「二次元っていう、アニメとかみたいなアバターを使って、YouTubeで活動している人たちのことだよ。」

「ふーん」

「ほら、ねね、歌うまいし、おしゃべりも得意だし。合ってると思うんだけどな。」

「ん、考えとく。で、たくまは?」

「ぼく?僕の夢か…。まぁ、ねねには特別に教えてあげる!」

「ねぇ、もったいぶらないで、早く教えてよ!」

「はいはい。僕の夢は、、、作曲家になること!」

「へー!たくまなら、なんにでもなれちゃいそう」

「そうかな?ねねがそう言ってくれると、頼もしいよ」

「まぁ、がんばってね」

「うん!」