咲にはどうしようもない。 「しょうがないなぁ、咲先生は」 そう言って王子颯斗はメガネをスッと取り出した。 「あれ? メガネ」 「そう。咲先生には特別に見せてあげる、俺のメガネ姿」 「……っ」 特別って言われると、つい顔がほころんでしまう。