そう言って、王子颯斗はもう一回咲の頭を撫でた。 「咲先生の髪、サラサラー。ものすごく手触りがいいね」 「……っ」 「それに、ものすごくいい香りがする」 王子颯斗は、咲の髪をひとすじすくって、そこに鼻を近づけた。 「俺、この香り好きー」 「……っ」