渡されたものを見ると、ペットボトルのジャスミンティーだった。 「ったく、こんなもので騙されないんだから」 そう言いながらも、のどが渇いていたから、ごくごく飲んだ。 「そういえばさー、先生」 急にそんな甘ったるい声が降ってきてびっくりした。 「え?先生?」 「そう。だって咲は、俺の家庭教師でしょ。だから、先生」