それから王子颯斗は女子が道を開ける中、颯爽と帰っていった。 「なぁんだ、咲ちゃんの家のカギだったんだ」 「それを王子くんが拾ってくれただけなんだね」 「王子くん優しい~」 「普段はなにごとにも無関心って感じだけど、そんなこともないんだね~」 「あたしもなにか落として拾ってもらいた~い♡」 女子は口々に言って、帰り支度をして帰っていった。