「わかんないって。っていうか、むぅちゃんは本当に咲のことをなんとも思ってないよ」 本気でそう思っていたけど、9月の中旬、 「あのさ、咲。俺のことを幼なじみじゃなくて、ひとりの男としてみてくれない?」 と屋上で言われた。 「あの、それって、まさか……」 「うん、咲のことが好きっていう告白」 「え、むぅちゃんが?」